FACTUAL ACTIVITY RECORD · 実際の作業をもとにした活動記録
サイト固有のagent governanceを現行組織へ揃える
Task-first、専門roleへの委譲、review gate、Mako専属のmerge境界をchild-local規約へ反映する
目的
サイトの作業規約には、別のcoding agent向けの自動承認設定と、以前の組織、role、workflow、source of truthへの参照が残っていた。親workspaceで更新された組織運用と、child repositoryを単独で開いたときに読まれる指示が一致していなかった。
child rootからCodexを起動しても必要なgovernanceを自己完結して確認できるようにしながら、Astro、TypeScript、pnpm、Cloudflare Pages、環境変数、secret、check、buildなどのサイト固有の技術情報を保持することを目的とした。
実装
別のcoding agent専用だったlegacy coding-agent settingsと、AGENTS.mdを参照するだけだったlegacy instruction artifactを削除した。commandの許可範囲を別形式の設定へ重複して持たせず、Codexが読むAGENTS.mdへchild-local governanceと技術上の作業境界をまとめた。
AGENTS.mdは、親とchildが独立したGit repositoryであり、branch、working tree、commit、remoteの状態をそれぞれのrootで確認する構成へ書き直した。親workspaceのinstructionはchildへ自動継承されないため、この文書を自己完結した補足指示とした。親のorganization governanceと矛盾した場合は推測で解消せず、作業を止めてprimary domain leadへ返す境界も加えた。
同じ文書へ、現在のrole routingとTask-firstの流れを設定上のbehaviorとして定義した。これは各roleがこのActivityへ実際に参加したことを示すものではない。
- Mako / Executive Secretaryは、CEOの意図をprimary domain leadへ渡し、gate、blocker、進捗、最終要約を扱うtop-level routerとした。
- Yui / Organization Designerはサイトのprimary domain leadとして、要件確認、Epicの必要性判断、INVEST User Story、specialistへの順序付き委譲、結果統合を担う定義とした。CEOがdomain requestを承認した後は、実質的な作業より先に日本語のrequirements Taskを作成する。
- design、technical designとTask分解、implementationは、それぞれ対応する専門roleへ委譲し、requirements Taskまたはlinked Taskへ紐づける。
- Ritsu / PR Reviewerは、最終成果物を独立して確認し、findingを修正した場合も再reviewする。explicit PASSを得るまではcompleteと報告しない。
- 担当roleは変更、検証、作業branch、commit、non-force push、linked draft、review finding対応までを担う。ready化、merge、反映後のIssue更新、main復帰はMakoだけが行う。
- mergeには、CEOが現在のtrusted transcriptで対象と方法を明示承認する必要がある。domain requestの承認やreviewのPASSはmerge承認の代わりにしない。
途中の確認では、merge不能時にMakoへ返す情報が不足していた。AGENTS.mdへ、対象、希望するmerge method、CEOの現スレッド承認証跡、拒否理由、未解決gate、返却先の6項目を持つrelay packetを追加した。権限不足、connectorやrisk reviewerの拒否、conflict、承認証跡不足がある場合は、別connector、gh、別identityへ切り替えず停止する。Mako自身の承認済みmergeが失敗した場合も別経路へfallbackせず、linked Issueをcloseしない境界とした。
AGENTS.mdに残す技術情報は、governanceの書き換え後も維持した。サイトはAstroとTypeScriptをpnpmで管理する静的構成で、Cloudflare Pagesをhosting先とし、build commandをpnpm build、出力先をdistとした。品質確認にはpnpm checkとpnpm buildを使用する。directory boundaries、dependency policy、static HTML / CSSを優先する方針、Cloudflare Pagesのheader配置も保持した。
環境変数とsecretの境界も維持した。environment-setting templateには公開環境変数のkeyと説明だけを置き、PUBLIC_ prefixをbrowser bundleへ含まれる公開値として扱う。localの実値はlocal environment valuesへ置いてcommitせず、API token、credential、recovery code、private key、password、個人情報をrepository、docs、tests、logsへ含めない。想定する公開環境変数としてPUBLIC_SITE_URLを残した。
project guideの構成例、explanatory-comment policyの見出しと説明、package settingsのpackage identityを現在のサイト表記へ同期した。package manager、dependency、scriptは変更していない。AI-work templateは、親のorganization governance、operating model、Skillsを参照し、現在のrepository候補とcustom agent role idを選択する形式へ更新した。site-specificなsource of truthは移行先を推測せず、未定義なら別Taskで定義する扱いとした。
検証では、pnpm checkとpnpm buildを実行した。package settingsをJSONとして、Issue FormをYAMLとしてparseし、staleなidentity、組織参照、role、local絶対pathが対象ファイルに残っていないことを検索した。必須の技術語とgovernance境界の保持、削除対象の不存在、最終7ファイルのscope、差分の空白errorも確認した。
一次Commitの差分へ行単位で照合した、AGENTS.mdのcutoff時点の抜粋を示す。
## Delivery Boundaries
- 担当 role は child repo の branch と working tree を確認し、`main` 上で直接編集しません。
- remote Git / GitHub 操作の前に、親 workspace で利用可能な `authentication preflight` を実行します。
- 担当 role は作業 branch の作成、変更、検証、commit、non-force push、linked draft PR 作成、Ritsu finding 対応までを担当します。
- PR ready 化、merge、merge 成功後の linked Issue 完了更新または close、main 復帰は Mako だけが実行します。
- merge は CEO 本人が trusted transcript 上の現スレッドで、対象 repository、対象 PR、merge method を明示承認した後に限ります。domain request の承認や Ritsu PASS は merge 承認の代わりになりません。図を描画しています…
確認したこと
確認結果
最終変更は7ファイル、88行追加、141行削除だった。別のcoding agent専用設定2ファイルが削除され、child-local governance、identity、コメント規約、package metadata、Issue Formが同じ構成へ揃った。
pnpm checkは10ファイルを対象に、error、warning、hintがいずれも0件だった。pnpm buildは5ページの生成に成功した。
JSONとYAMLのparse、staleなidentity・組織参照・role・local絶対pathの残存検索、必須技術情報の保持確認、git diff --checkが成功した。
途中で不足していたmerge不能時の6項目relay contractとfallback禁止が追加され、最終7ファイルで必須のgovernance境界として確認できた。
Astro、TypeScript、pnpm、Cloudflare Pages、PUBLIC_SITE_URL、secretとlocal environment valuesの境界、pnpm checkとpnpm build、directoryとbuild outputの情報が書き換え後も保持された。
Task-firstからspecialist委譲、finding対応、Makoによるmergeへ至る一連のworkflowや、merge不能時のrelayとfallback禁止をruntimeで通す試験は、このActivityの確認範囲に含まれない。site-specificなsource of truthもcutoff時点では未定義だった。
完了とした根拠
child-local governance、Task-first、specialist routing、explicit review PASSの必須化、Mako専属のmerge gate、merge不能時の停止境界が最終7ファイルへ反映され、既存の技術情報を保持したままcheck、build、設定parse、残存検索、差分検査に成功したことをもって、このActivityの作業範囲を完了とした。